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B team: 4本 猪鹿鴨への道 壱

¥20,790

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ジビエにお勧めな、ちょっとお高いバックビンテージ含む4本teamです。

赤3本 オレンジ1本です。
どれも血にあう! 旨味にばっちりです。

(それぞれの詳しい情報は個々のページでご確認ください。)

1.Nobody can find me. 2023 / 誰も見つけられない
今回のnobody can find me. はピノグリの醸し醸造、オレンジワインになります。
かなり攻め込みました。なかなかハードな、いわゆるナチュラル系です。
うちの座標では、wild(野趣あふれる)でdeep(深海)よりです。
揮発酸や僅かにフェノリックでうっすら豆臭も漂いますが、バランスは悪くないです。
1杯だけだとまだまだ。2杯、3杯と深みにはまっていける液体かと思います。
独特なエッジの効いたニュアンスにしっかりした旨味がのっています。
これはジビエだ。
かなり面白い子になっています!

2.風薫 / kazekaoru 2022
角田浜 砂地のカベルネソーヴィニヨン 2022年も化学系殺菌剤不使用。殺虫はシーズン通して2回使用。
風薫は初夏、風が若葉の上を渡ってさわやかに吹くことの意味で、夏の季語です。この畑は一番風が強いです。常に強風が吹き抜けています。初夏、湿度が上がり、いろいろな香りが風にまじって吹いていきます。夏の到来はこの畑にいるときに一番感じます。

今年は薄めの赤づくりで、桜木の樽に入れています。(新樽ではないです)
うっすらと甘やかで土や草、クローブなのどのスパイス感と果実の香りが漂い、まろやかで旨い液体になっています。
イチジクや薫香のあるお肉にも本当によく合います。

2022年の雨の多かったヴィンテージが良く表現できているかと思います。
個人的にめちゃめちゃ好きです。めっちゃうまいです。

3.Litus rouge 2022 / リートゥス
栽培:角田浜 砂地のピノノワール 2022年:ボルドー液4回 殺虫2回
雨も多く厳しい年でしたが、ボルドー散布4回で逃げ切り、収量は落ちましたが品質は良いです。ここ数年ピノノワールは病果ほぼ無しの綺麗な状態で収穫できています。
22年は暑い太陽のニュアンスよりも湿潤で瑞々しく優しいニュアンスを表現するべき年だと判断しました。

醸造:いつも通りできるだけ自由に微生物に動いてほしくて、放っておいて見守るスタンスですが、今回はそれを、2パターンに分けています。
めちゃめちゃ簡単に言うと、
1.新樽で液体の質感を厚めに仕上げていくもの。
2.旧樽で瑞々しく薄めに仕上げていくもの。
このリートゥスは2.のバージョンです。1.のバージョンは雲見2022として2025年の秋ごろリリースする予定です。

しっとりとした旨味に溢れます。旨いですね。かなり良い感じです。森の土やキノコのニュアンスにスパイスや赤いフルーツのニュアンスもあります。出汁も効いています。
ドメーヌショオのピノノワールらしさが出てます。
ちょっとだけwildよりの、ほぼニュートラルで、すこしdeepです。
飲みやすく飲み飽きない。お気に入りです。
ぜひぜひ。
まだ伸びる子だと思いますので、寝かせていても良いかもです。

4.箱庭 2021 / hako niwa
海苔のようなニュアンスとボタニカル香が強めです。少し変わったワインなので驚かれるかもしれませんが、この子の特徴ですので楽しんであげてください。やばい。これはジビエだ。

2021年:ボルドー液5回 殺虫1回
7月~9月の雨でかなりやられました。
2021年も収穫を何回にも分けて行いました。SNSで見かけるようなキラキラした葡萄ではありませんでしたが、食べると本当においしくて、今年も甘いとか香りが良いとかそういった果物を賛美するコメントより、まず「旨い」と、なにか出汁のきいた食べ物を食べた時のような感覚でした。どうしても不良果実が混じっているため、人海戦術で必死に選果して、それを一つずつ諦めずに集めて、自然に任せて仕込んでいます。
色も濃いわけではないですし、ボディが強いわけでもないですが、いい旨味の出汁感があります。面白くて好みです。

こんな感じのエッジの効いた、ジビエに適したチームになってます。
ぜひぜひ。
(10セット限定)