SOLD OUT
赤3本セット
左から 箱庭2021・山笑2021・雲見2021
1.
Wine : 箱庭 2021 / hako niwa
Type : 赤ワイン
Grapes : カベルネソーヴィニヨン カベルネフラン メルロ プティヴェルド
Area : 新潟県新潟市角田浜 畑名:箱庭
Added : 発酵を少しのばすための補糖
Yeast. : 野生酵母
SO2 :亜硫酸無
Barrel : あり
Filter : 無濾過
Style: ドライ
ALC:10%
Release:2023/9/9
Attention:海苔のようなニュアンスとボタニカル香が強めです。少し変わったワインなので驚かれるかもしれませんが、この子の特徴ですので楽しんであげてください。
2021年:ボルドー液5回 殺虫1回
同じく7月~9月の雨でかなりやられました。
今年も収穫を何回にも分けて行いました。SNSで見かけるようなキラキラした葡萄ではありませんでしたが、食べると本当においしくて、今年も甘いとか香りが良いとかそういった果物を賛美するコメントより、まず「旨い」となにか出汁のきいた食べ物を食べた時のような感覚でした。どうしても不良果実が混じっているため、人海戦術で必死に選果して、それを一つずつ諦めずに集めて、自然に任せて仕込んでいます。
色も濃いわけではないですし、ボディが強いわけでもないですが、いい旨味の出汁感があります。面白くて好みです。
2.
Wine : 山笑 2021 / yama warau
Type : 赤ワイン
Grapes : シラー
Area : 新潟県新潟市角田浜 畑名:山笑
Added : 発酵を少しのばすための補糖
Yeast. : 野生酵母
SO2 :亜硫酸使用(トータル15ppm)
Barrel : あり
Filter : 無濾過
Style: ドライ
ALC:11%
Release:2023/9/9
Attention:開けてから数日すると濁る場合がありますが、味わいはよりよくなっていたりするので大丈夫です。
角田浜 砂地のシラー 2021年:ボルドー液7回 殺虫2回
こちらも同じく、7月~9月の雨が多く、かなり厳しい年となりました。
それでも生育ステージの重要なタイミングと雨が少しずれてくれて、量、質ともに非常によく、大変たのしい収穫となりました。
一部 除梗 一部 破砕 全房もあり 野生酵母での自然発酵 発酵終了後フレンチ旧樽へ移し熟成させました。
そして!実に何年ぶり?ワールドカップ2大会分?くらい久々に、亜硫酸使用しました。
といってもトータルで15ppmと極少量で、それなら入れなきゃいいのにというくらいですが。それでも、長期熟成を健全にベストな状態で進めるよう考え、わずかに使いました。
この辺りについては書ききれない長い長い考え思い事実があるので、ここでは割愛します。
実際、自分の大好きな造り手さんが亜硫酸アリ・ナシで造っていて、数年たったそれを飲み比べると、ほとんどの人がアリの方が美味しいといいます。自分もそう思いました。
作業的に楽するために、ごまかすために、必要以上に保険をかけるために亜硫酸を使うのではなく、しっかり考えて目指すべき、あるべき姿のための手段として亜硫酸を使用することを日々考えてきました。その一歩目って感じで使ってみました。
今回の「山笑2021」まだまだ伸びると思います。今飲んでも美味しいと思うのでよかったら是非。抜栓2日目の方が美味しと最近は思いました。(20230831記)
しっとりとした旨味をお楽しみください。
3.
Wine : 雲見 2021 / kumo mi
Type : 赤ワイン
Grapes : ピノノワール
Area : 新潟県新潟市角田浜 畑名:雲見
Added : 発酵を少しのばすための補糖
Yeast. : 野生酵母
SO2 :亜硫酸無
Barrel : あり
Filter : 無濾過
Style: ドライ
ALC:11%
Release:2023/9/9
Attention:今年からラベルを少し変えました。より自分のイメージに近いものになっています。
角田浜 砂地のピノノワール 2021年:ボルドー液4回 殺虫2回
こちらも7月~8月の雨で苦しみました。この畑は2019年は無散布に挑戦したのですが、2021年も畑の約40%の面積を無散布に挑戦してみました。(6:4の面積比で少し離れて2か所あります。東に離れてる4で行いました。)よりにもよってこの年に。。。
正直、やってしまったなという感じです。40%からは収量ゼロだったので、本当に僅かにしか仕込めてません。
それでも残りの60%からは実に良い葡萄が収穫できました。さあ、どうしよう。
高品質葡萄だけど少量。じゃあ、やってみるか。自分のやりたかった脱力系スタイル!
肩の力が抜けて、本当に楽しく仕込みました。ゆるふわな液体を目指して。
結果、ド好みに仕上がりました。正直、液体のクオリティは2020年の方が上だと思います。バランスや強さなど、いろいろ2020に軍配が上がると思います。しかし、このゆるふわ感は好きな人には突き刺さると思います。鳥肌たったわ。って言ってくれた醸造家もいました。
ほんと少ししかないですが、鳥肌たててみてください。
まだ伸びる子だとも思います。けど、このゆるさ、ふわふわさを今の段階でゆっくり楽しんでみてください☆
*全ての畑で化学系農薬殺菌剤は使用していません。ボルドー液または硫黄合剤のみです。